10/23㈮夜、3回目となるme:Riseユーザー向けの「オンライン飲み会」を開催いたしました。
このオンライン飲み会は、普段なかなか話す機会がないme:Riseのユーザーの皆さん同士が横の繋がりを持って情報交換をしたり、担当コーチ以外とも交流を持てる場として開催してきました。
中でも今回は、「スポーツメンタルコーチ」としても活動している高橋基成コーチと河邊英里子コーチが参加。オリンピック出場選手などトップアスリートをサポートした経験や、ビジネスパーソンをサポートするキャリアコーチングとの違いなどの観点から、詳しく話を聴きました。
「飲み会」ということで各々飲み物片手に緩やかにスタートします。
まずはコーチお二人にそれぞれアスリートコーチになった経緯を聴きました。
■アスリートコーチングを始めたきっかけは?
高橋コーチも河邊コーチも、きっかけは偶然の出逢いだったとのこと。
高橋コーチは、コーチングを受けて、自分自身がみるみる変化をしていく事を実感。幼少期から続けてきたスポーツの世界でコーチングを仕事にしてみようと考えたそうです。
一方、河邊コーチは会社員時代、元オリンピック選手によるメンタル講座を受けたことがきっかけでアスリートのメンタルサポートに興味を持ち、自分自身もコーチングを受けた結果、会社員を辞めてアスリートコーチになることを決意したそうです(詳しくはコーチプロフィールページ参照)
続いて、参加者から質問をしていきます
■アスリートコーチとしてのやりがいはどんなところ?
そんなお二人が語るアスリートコーチのやりがいは、ずばり、自分の好きな事を追求している人をサポートできる事です。
コーチングを通じて何度も問いかけを続けていくことで、少しずつ選手のマインドも変化。試合などメンタルに負荷がかかるようなシーンでも、コーチがいなくとも自分自身で考えを切り替えて前を向けるようになった、という選手の声がコーチ冥利に尽きるそうです。
■アスリートコーチングもキャリアコーチングの違いや共通点はどんなところ?
さて、me:Riseではキャリアコーチングも行っている高橋コーチ・河邊コーチ。選手に向けたコーチングと、ビジネスパーソンへのコーチングに違いはあるのか?と参加者からも質問がありましたが、意外にも答えは"NO"。
アスリートであっても、ビジネスマンであっても、成果を残すにはメンタル・フィジカル・能力・技術・時の運…など様々な要素が関わってくるのは変わらない。そのような状況下で、人生において何を目指すのか?この結果自体がゴールなのか?何が人生の軸なのか?ということを考え、前を向くサポートするのがコーチの役割なのだと話します。
実際のセッションにおいても、アスリート・ビジネスマンどちらに対しても同様に、『今は何が起こっているのか』『本当はどうなりたいか』『今、自分ができることは何か』という3つの問いを投げかけるようにしているそうです。
最後に今回、河邊コーチのセッションを受けている方から、実際に受けて良かった「アスリートコーチならではのコーチング技術」について、お話いただいて盛り上がりましたのでご紹介します。
■ビジネスパーソンにもお勧めのアスリートコーチならではのコーチング技術とは?
ずばり、「身体を動かすコーチングセッション」です。
管理職としてご活躍されている方ですが、河邊コーチとのセッションで、身体を動かしながら過去・現在・未来のタイムラインを描いてみるというワークを行ったとのこと。椅子から立ち上がって、部屋を一人で行ったり来たりしながら、現状やありたい未来をイメージしていく…。もちろんオンライン開催なので、PC画面から見切れながらのセッションに当初は戸惑いもあったようです(笑)
しかし、この方法がこの方にはヒット。いつも椅子に座ってデスクの上だけで考える事が多いビジネスマンにとって、体の感覚からイメージを持つことが新鮮で効果的だったそうです。このようなセッションを繰り返していくうちに、ビジョンがクリアになり、悩みが解消され、会社から表彰されるまでなった、と力強くお話されていらっしゃいました。
実はビジネスパーソンにこそ、日ごろ使わない体感を用いたセッションというのは良い刺激になるのかもしれません。
1時間という短い時間ではありましたが、アスリートコーチングの世界や、実際のセッション内容についても知ることができた貴重な機会となりました。
今後も開催していきたいと思います。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。