Interview

お客様インタビュー

キャリアチェンジを考え始め、利用開始。転職ではなく、仕事を続けながら小学校の特別支援員に挑戦中

 

情報通信会社勤務

大谷 光久さん

 

担当コーチ:志賀 文香

 

職場異動したタイミングでキャリアチェンジを考え始め、何かが変わることを期待してコーチングを利用開始

 

――me:Riseを利用しようと思ったきっかけやその時の状況について教えていただけますか?

 

ちょうど、職場を異動したタイミングだったと思います。

キャリアチェンジも考えていたのですが、その時に受けていたRubatoの資料作成講座の講師松上さんから、「コーチングを受けてすごくよかった」という話を聞いたことを思い出して、何かが変わることを期待して受け始めました。

 

――コーチングを受けてどうなったらいいと思っていましたか?

 

異動して全く経験のない業務の担当になって戸惑っていたので、単純にキャリアチェンジできればよいと思っていました。ですから最初は「キャリアチェンジするにはどうすればよいのか」ということばかり話していたように思います(笑)。

 

――実際にコーチングを受けてみて、いかがでしたか?

 

自分の思っていることって、なかなか会社の同僚にも話せないですし、身近な人にも仕事についてじっくり話すことはなかったので、コーチに話すことによって「自分って、こんなことを思っていたんだな」と気づくことが多く、また、話していくことによって思考がどんどん変化していって、自分の本当に目指したいところや本当にしたいことが徐々に見えてきました。

 

最初は、キャリアチェンジをして今の環境を変えたいと考えていたのですが、結局これがだめなら次に行くという思考でしかなかったんですよね。コーチングを受けることで、本来あるべき自分や目指しているところがわかってきました。それが、「生涯現役で働きたい」というものなのですが、そこに近づくために「今は何ができるのだろう?」という思考になっていきました。ずいぶん違ったものの見方ができるようになったと思います。短期的な振れ幅ではなく、自分が長期的に目指したいところがあるからこそ、それに則った決断ができるようになったということですね。

 

決して現状だけを考えた決断ではなくなったので、キャリアチェンジではなくて今の仕事をやりながら何か別のことを見つけていくことが、自分にとってベストだとわかったんです。それがきっかけで小学校の特別支援員を始めました。

会社では再び部署を異動してしまったので、なかなか時間が取りづらくなって最近は通えていないのですが、ライフワークみたいな形で長く続けていきたいと思っています。

 

実は、学生の頃から水泳のインストラクターとして小さな子に教えた経験もあって、もともと先生になりたかったのですが、卒業後は企業に就職しました。25~26年間の長い期間を経て、今ようやく本来やりたかったことが出来る喜びを感じています。働き続けながらもやりたいことができるようになったことは、自分のひとつの目的が達成できた感覚です。こういったことをすることによって自分自身も救われた気持ちがしています。

 

生きていくための給料を貰う仕事をしつつも、潜在的にやってみたかったことを休みの時間で少しだけでもチャレンジできるということは幸せだと思っています。思いもしなかったような道が開けた感じですね。

 

今後さらに、あと1つ2つくらい新しいことをやっていきたいと思っています。いろいろなことをやりながら徐々に収入を得られるようにしていって、今は本業9割ですが、徐々に8割や5割と本業のウエイトを変えていきたいとイメージしています。

 

月に1回、コーチに話を聞いていただける機会があると、その都度自分が「こうしたい」と思うことが出てくるので、その次の回に進捗状況など聞いていただけることで自分がぶれていることや進んでいることがわかるところが良くて継続しています。

 

 

 


言葉に出したり、書き起こしたりすることで、物事が現実的になる。さらにそこで考えて行動することで、実際に現実が変わってくることを実感。

 

――コーチングセッションはどのように利用されていましたか?

 

ほぼ1か月に1回利用しています。最近は、かなり仕事が忙しくなってしまったので少し間が開いてしまったりしていますが、本当は定期的にセッションして一歩一歩進めていきたいと思っています。

 

6回のコースの3クール目で、今ちょうど仕事が忙しいこともあって「このままここにいる意味は?」と再び考えるようになってきたのですが、自分の思考サイクルに気付いて「面白い」と感じるようになりました。ある意味、俯瞰して自分のことを見ることができるようになったのかもしれません。

 

仕事が少し落ち着いたらコーチングを受けながら、自分のやりたい活動をやっていきたいと思っています。

 

――コーチングを受けて、どんな変化がありましたか?得られたものは何ですか?

 

結局セッションを受けないと、妄想だけで終わるように思うのです。

これまでやりたいと思っているだけで数年過ぎていましたけれど、言葉に出したり、書き起こしたりすることで物事が現実的になってくるとわかったんですよね。さらにそこでどうするかを考えて行動すると実際に現実が変わってくることを実感しています。

 

会社以外の活動ができたことが変化ですが、これからはさらにボランティアだけではなく、稼ぐモデルを作れたらよいなと思っています。雇われているだけではなく、自分で何か残せるようなものができたらと思っています。勤めていると自分で時間を決めることができない部分が大きく、自分でハンドリングできないことが多いのですけれど、自分で仕事をハンドリングできるものを一つ持ちたいと思っています。そこを早く具体的にして進めていきたいと思っています。

 

また、俯瞰して見ることができるようになりました。

山登りでいえば、目指す頂上がある中で、今どの地点にいるのか?をイメージできるようになった感覚です。今までの自分の足元だけを見て、前が見えず霧の中で進んでいたような感覚との違いを感じています。会社にいることも、目指すべきところに行くためのごく一部にすぎないと思えるようになりました。

今はまだまだ登り口ですが、早く頂上に向けて進んでいきたいと思っています。

 

――コーチングを利用する中で、特に印象に残ったセッションや変化のきっかけになったセッションやコーチの言葉などあれば教えてください。

 

どのセッションも印象深いですが、よく質問される「どんな気持ちになりますか?」という質問が特に印象に残っています。その質問をされることによって自分で「わくわくしているな」、「納得しているな」など改めて実感することができるんですよね。

 

壁打ちのように誰かに話すだけでもストレスが軽減されていくということがわかるので、そういった意味でもありがたいと思っています。意外と自分の中に思いを貯めてしまうタイプなので、仕事も基本的には断らずに全て受けるというポリシーでやっているのですが、どうしてもパンクしてしまいがちなんです。そういう時にセッションを受けると自分ひとりでは難しい仕事の取捨選択なども、冷静に整理整頓ができたり、少し全体的に仕事のウエイトを落とそうかという気持ちになったりブレーキをかけられる気がしています。

 

会社の人とだと、どうしても利害関係やポジションで動いたり発言したりしてしまいますが、セッションの場ではそういうことを気にせず話せたり考えることができるのはよいですね。

 

セッションでコーチに愚痴なども話すこともあるのですが、毎回セッションの後は気持ちが落ち着いて、方向性が明確に決まったり、頭が整理されてクリアになる感じがあります。

 

 

 

 

セッションを通じて、自分の大事にしたい「生涯現役」という言葉が発見でき、やりたいことも実現

 

――セッションを通じて得た気づきや発見を挙げるとすれば、どんなことがありますか?

 

自分の限界を知ることができたことと気持ちの変化ですね。

不安がなくなったということが大きいと思います。ゼロにはなっていないのですが、コーチングを受けることによって、自分の大事にしたい「生涯現役」という言葉が発見できたことが大きいです。

 

医師である父の影響もあると思います。医師としていつまでも働けるのですよね。自分も働けるうちは働きたいと思っています。

 

また、子供たちに教えることが実際に実現できたということも大きいと思っています。

やりたいことは忘れなければ実現できること、やりたいことは結局これなんだと改めて感じることができたことが一番よかったです。

 

――もし、受けていなかったら、どうなっていたでしょうか?

 

もしかしたら、気持ちが病んでいたかもしれないです(笑)。何も変わらず、新しいこともできなかったんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

自分一人ではなく、もう一人仲間がいる感じ。気持ちの外付けハードディスクとも言える存在。

 

――サポーターセッションはご利用されてみて、いかがでしたか?

 

利用したときはキャリアチェンジの志向が強かったタイミングだったので、コーチにも薦められて同年代で同性の会社員の方にお話を伺いました。これまで、別の会社の方とお話しする機会がなかったので利用してよかったです。「キャリアチェンジではなくて、自社内で可能性を探ってみてはどうか?」とか、「英語を勉強した方がよいよ」など、具体的なアドバイスをいただけたので参考になりました。キャリアチェンジに関する現実的な話を聞いて、自分で環境を変えることもできるのでは?という話が印象に残っています。それによって現実的にやれることとやれないことがわかりました。

最近は見れていないのですが、セッションの中で作ったアクションマップをもう一度見直したいと思いました。

 

――継続するメリットはどんなところにあると思いますか?

 

振り返ってみると、2年前はキャリアチェンジしたいと思って利用し始めましたが、キャリアチェンジせずに新しいことを始めていますし、今再びキャリアチェンジしたいと思いながら仕事している自分がいるので、もしかしたら変化するチャンスなのかもしれないと感じています。そんな変化に気づくことができるのも長く利用しているからこそだと思います。

 

自分一人ではなく、もう一人仲間がいる感じです。「気持ちの外付けハードディスク」とも言えるかもしれないです。困った時、どうしようもないような時に相談できるところ、いざというときの重要な場所だと思っています。

 

会社でも 1on1ミーティングが始まりましたが、会社だと難しいですよね。me:Riseは本当の意味での1on1だと思います。僕と同じような悩みを持つ人も沢山いると思うので、もっと多くの人が利用したらよいんじゃないかなと思います。