Interview

お客様インタビュー

キャリア選択を考える中で仕事上の悩みも大きく改善。業績アップで評価されるまでに。

 

 

人材サービス会社 エリアマネージャー

安田 光治さん

 

この状況が変化するのを誰かが後押ししてくれるというところを期待して、コーチングを受けてみることに

 

――me:Riseを利用しようと思ったきっかけやその時の状況について教えていただけますか?

 

ちょうど上司が変わったタイミングで、仕事上の悩みもあって後ろ向きな気持ちでいた頃です。家族と離れて住んでいるので、家族の暮らす地元に戻りたいという気持ちもあり、これからのキャリアをどうしていこうか考えたいと思っていました。

 

そんな中で、スキルを高めたいと受けたいくつかの講座で、立て続けに、「コーチングを利用して目標づくりをしている」という体験談と「キャリアの悩みにはコーチングがおススメ」という話を聴き、試しに受けてみようと思ったことがきっかけです。

 

その時は、コーチングについて全く分からなかったので、「アドバイスをもらえるのかな」くらいに思っていました(笑)。

 

自分としては、転職までは考えていなかったのですけれど、この状況が変化するのを誰かが後押ししてくれるというところを期待していたところもあったと思います。

 

――me:Riseのコーチングを受けて、どうなりたいと思っていたのでしょう?何かイメージはありましたか?

 

今のこの環境から変わっていればいいなと思っていました。

そして、首都圏ではないところで働いていたらいいなと思っていました。

 

――実際にコーチングを受けてみて、いかがでしたか?

 

初回セッションは職場の人間関係をテーマに話したんですよね。

その時に物を使って関係者と自分の関係を表現して、自分の目線だけでなく職場の人達の目線から見てみたのですが、「もしかしたら自分の考え方や接し方が違うのかもしれない。自分から近づく必要があるかもしれない」と気づきました。相手の目線で自分は見ているつもりだったけれど、実際は相手の目線が持てていなかったんですよね。単純なことですが、それだけ自分が追い込まれていたのかもしれません。

 

そして、ちょうど、周りに働きかける機会があったので、

週明けの月曜日に実践する具体的なアクションプランをつくりました。

セッションが終わったときには、前向きでスッキリした気持ちになっていたことを覚えています。

 

勝手に自分が苦手だと思っているだけで、思い切って近づいていけば意外とそうでもないのかもと思えて、ちょっとものの見方を変えただけですが、気持ちがとても楽になったんです。

 

次の週に周りに働きかけたことを、次のセッションで報告したら、

コーチに「すごいじゃないですか!」と言ってもらえて、嬉しかったですね。

さらに前向きな気持ちになりました。

 

――すぐに行動に移せたのですね。

 

アクションプランを作っただけでなく、コーチから「いつやりますか?」と聞かれて驚いたのですが、そこまで聞いてくれるのはよいなと思ったんですよね。そこまで決めないと自分はやらないなと思ったので(笑)

 

その場限りで、つい「やらなくてもいいか」と思ってしまうと思うんですよね。

でも、コーチにやると宣言した以上、やらなくては!という気持ちになりましたね。

 

 

具体的なゴールをイメージすることでいち早く業績を回復させ、評価されるまでに

 

――そこから1年半近く継続されていますが、どんな風にme:Riseをご利用されているのですか?

 

最初の頃は隔週でセッションしていましたが、最近は月に1回の頻度で利用しています。その時々の悩んでいること、例えば”大きな会社のイベントの実行委員長になったので、どうしていけばよいか”等をテーマにセッションをしているのですけれど、間の1か月は、前のセッションからの1か月を振り返りながら、次のテーマを考えるのにちょうどいい期間だと思っています。

 

一時期、すごくコーチングに頼りすぎている気がして、それをコーチに伝えた時に、

「カーレースでコースを回っている中のピットインみたいな形で時々ちょっと点検するような使い方でいいんですよ」と言われてから、月に1回、自分を点検するためにコーチングを受けるようになりました。

月に1回の頻度になって今、半年くらいです。

 

自分が受けてみて良かったので、周りの人に自分もやってみたらいい方向に行くように思ったので、中長期のプランを考えるときに行ったワークを会社で皆で実践したり、1 on 1の面談でも、コーチからしてもらったことを自分も取り入れて面談したりしています。

 

――やってみてどうでしたか?

 

中長期のプランニングはこれまでの手法とは違って、マネージャーたちとかなり盛り上がりました。

チームビルディングにもなったと思います。 

 

――コーチングを受けて、どのような変化がありましたか?

 

地方に行く選択肢と首都圏に残る選択肢の中で、最初は地方に行く選択肢一択だったので、

そのための必要なスキルを準備していくうちに上司に認められるようになり、そのことで、

自分の気持ちも地方一択から首都圏に残る選択肢も考えられるようになり、このまま首都圏でがんばろうという気持ちに変わりました。

 

家族と一緒に暮らしたい気持ちもありましたけれど、リモートワークが推進されてきている今、地方にいても仕事ができる環境になったので、勤務地を移さなくても、1週間くらい地方で仕事することもできますし、また、一緒に住まなくても家族との時間は十分に持てると思えています。

 

そして、自分である程度客観的に考えられるようになったことは大きな進歩だと思います。

上司との件でも、少し俯瞰して考えられるようになりました。

 

目に見える具体的な成果としては、コロナ禍で全体的に業績が落ちている中で、自分の組織が業績をいち早く回復させ、業績アップして評価されました。

 

コーチとのセッションで、中長期の計画を建てたのですが、「コロナは皆同じ状況で、自力で変えることのできないこと。逆にコロナの中でもしっかりやるべきことをやりましょう。緊急ではないけれど、重要なことを明確にしよう」という話になり、リストアップしたんですよね。それをひとつずつ着実にやっていけば、表彰されるのでは?と話していて、理想の状態を想像し、自分の感情や周りの人の表情や感情、その時どんな言葉を発しているか?等を細かくイメージしました。皆が喜んでいる、ハイタッチしている、状況をイメージしたのですが、振り返ったら、その時のイメージがそのまま叶っていました。

 

もう一つ自分が初めて700名規模の大きなイベントの実行委員になり、どのように企画したら分からない中で、セッションで理想の状態を描いて進めたところ、そのとおりに実現することができました。

 

数値目標だけでなく、コーチングで感情やストーリーを含めた具体的なゴールをイメージさせてくれて明確にさせてくれたことが、成果につながったと思っています。

 

実は、仕事以外のテーマでもセッションで話すこともあります。コーチがスポーツメンタルコーチでもあるので、趣味のゴルフの試合前にゴルフのコーチングもやってもらい、目標としていた試合の予選を通過することができました。ナイスショットの時の感覚、クラブを振った感じ、打った音をイメージしたり、具体的な練習プランを考えて取り組んだことがよかったのだと思います。

 

――ストーリーやイメージがあったときとなかったときと何が違うのでしょう?

 

感情がすごく大事だと思いました。皆でどんな状態になっているのがいいのか?を考えて進めることが自分には合っていると思いました。何より自分も嬉しいと思えるので、大変なプロセスも頑張ってやっていこうという気持ちになります。

 

 

 

悩みがなくても1か月間の振り返りとしてメンテナンスとして活用。職場の人間関係やチームの課題も改善

 

――特に印象に残ったコーチングセッション、変化のきっかけになったセッションは?

 

印象に残ったセッションは、歩きながら計画を立てるセッションですね。

変化のきっかけになったのは、初回セッションで、関係者と自分を物を使って表現したセッションです。

 

――歩きながら計画を立てるセッションですか?!

 

時間軸を実際に歩いてみながら、その時の状況を考えたり、その時の感情を味わったり、リアルに感じることができます。少し進んで、振り返ったときに「間に合わないな」と思って戻って計画を見直したりします。すごく印象に残っていて、それをそのまま会社で使いました。

意見が活発に出てきて、皆楽しそうでした。

体を動かしながらやることはいいですね。

頭の中で考えるより、時間の流れを歩いて感じながら考えた方が、その時の気持ちに入りやすい気がします。

 

――継続しているメリットはどんなところにあると思いますか?

 

1年半くらい経って人間関係のテーマを再び扱ったのですが、解決してもまた新しい課題は出て来ますし、自分でもある程度考えられるようになりましたが、自分ひとりで解決していくことはなかなか難しいと感じています。

月1回くらいの頻度でピットインして、悩みがあったらそれを取り扱って、悩みがなくても1か月間の振り返りとしてメンテナンスとして活用しています。定期的に必要だと思っています。

 

――1年半前、利用開始していなかったら、今頃どうなっていたと思いますか?

 

どうなっていただろう?と本当に思います。大げさではないですけれど、自分で変わったと実感しています。1 on 1にしても変わりましたし。

以前は自分が話さなければと思っていましたけれど、セッションを受ける中で、自分は一方的に話過ぎていたことに気づきました。

部下との関わり方も変わってきましたし、「何故そう思っているんだろう?」と考えるようになり、自分もなるべく「どう思っているの?」と感情の話をするように変わってきました。

 

――周りの方々の変化もありましたか?

 

まだそこまでではないかもしれないけれど、多少は変わったかもしれませんね。

 

職場の人間関係は、本当に最初の悩みからすると180度くらい変わりました。

「地方に行きたいなら後押しする」というところから「残ってくれ」といわれるまでになりましたから。職場の人からまさかそんなことが出てくるとは、想像もできませんでした。実は、よい成績をずっと出しているので、周りから「ご機嫌さん」と言われるくらいになりました。関係性は大分よくなったのかなと思います。

 

自分と、部下であるマネージャー達との関係性についても課題はありましたが、マネージャーの立場になって考えてみることで、関わり方をもう少し変えなければいけないと気づきました。相手の発言の意図を想像したり、意識して話しかけるように自分の関わり方が多少変わったことで、課題は解決され、いいチームになってきているとは感じています。

 

 

――サポーターセッションご利用されてみてどうでしたか?

 

これまで3回利用して、2名の方のお話を伺いました。

自分自身が転職経験がなく、なかなか異業種の人の話を聴く機会もないのでとても参考になりました。

 

お一人目は、たまたま同じ年の方でとても話しやすかったですね。その方のベンチャー企業へ転職したお話や、社内でコーチングを広める推進した話を伺いました。その方もコーチングを受けていらっしゃる方だったので、どのように利用されているかも聴くことができました。

中でも、自分が1社で長年仕事している経験について「すごいことだ」と言ってもらえて、異業種の人から見た自分のポジションや仕事について客観的な視点で意見を貰えたことはよかったです。

 

二人目の方は、経営者の方なので、同じ会社でこのままいることについての意見を伺ったところ、例えば、「土日にボランティアで仕事を手伝ったりするのもいいんじゃない」とアドバイスをいただいたので、今、外国人の知り合いのレストランでメニューを考えたり、イベントを出す手続きを手伝ったり、少し軽々のお手伝いをし始めています。

 

コーチとのセッションとはまた違って、新しい情報が得られるので、これからもいろいろな方のお話を聴きたいと思っています。