キャリアコーチ4名による13本のnoteの総集編「好きなことを仕事にする」ための3つのステップ(保存版)

 

 

me:Riseキャリアコーチの長田、志賀、中田、小泉の4名が執筆したnote (ノート)を共通点や相違点を分析し、この総集編としてまとめました。

4名のコーチ全員、企業勤めの正社員を経て、現在は「好きなことを仕事に」することを実現しています。コーチング理論、キャリア理論、心理学の研究結果なども参照しながら、多くのビジネスパーソンのキャリアに関するパーソナルコーチングのセッションを行ってきた経験と、自身の実体験を通して裏付けられた「好きなことを仕事にする」ためのステップをご紹介します。

 

 

目次

1.「好きなことを仕事にする」ための一歩を踏み出せない人の特徴とは?

2.「好きなことを仕事にする」ための3つのステップ

3.「好きなことを仕事にする」ための自己対話を促す「問い」マインドセット

4. まとめ

 

「好きなことを仕事にする」ための一歩を踏み出せない人の特徴とは?

 

1.「天職にいつか出会える」「早くやりたい仕事を見つけなければ」「他人からよく見られる仕事につかねば」という思い込みや呪縛

 

志賀コーチは、やりたいことが分からず悩み続けてしまうに人にありがちな2つの呪縛をあげています。

 

①この先ずっと情熱を注げるものを見つけなくてはいけない

②やりたいことにまだ出会えていない(=いつか運命的に出会うもの)

 

もし、志賀コーチはまずはこれらの呪縛に気がついて、手放してみることを提案しています。

そして、存在しない正解を探し続けるより、自己理解を試みた上で仮説を立ててみて、ひとまず「仮置きのやりたいこと」を設定してみることをお勧めしています。

 関連note >> やりたいことは「仮置き」で良い4つの理由~やりたいことが分からず悩み続けてしまうあなたへ~(志賀コーチ)

 

そして、中田コーチは、自らのキャリアチェンジの経験から、「手放してみたこと」によって得られた「気づき」ついて振り返っています。

キャリアを変えようと考えるときに、どこかで「周りの人が納得するような転職でなければならない」と考えている自分がいました。会社を辞める前の数年間、自分の内面を見つめ直すことで、自分の中にある考え、信念に気づき、不要なものを手放せたおかげで退職することを決意できたと思います。(中略)まずは、今自分がどのような考え方を持っているのか、自己認識を高めていくことが大切だと感じます。

 関連note >> キャリアを迷ったときに、やっておきたい3つのこと(中田コーチ)

 

 

2. お金の不安

 

収入や福利厚生面を考慮すると「好きなことを仕事にするのはリスクが高い」と諦めている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

企業の国籍、規模、場所を問わず、幅広い業界・職種を経験をしてきた長田コーチは、「お金の不安」について、こう語ります。 

”「大手上場企業から非上場ベンチャー企業への転職」「日系企業から外資系企業への転職」「給与所得者から独立起業」となると、所得・雇用の安定性が劇的に変化します。所得変動・雇用の安定性に対するリスクさに対する自分のストレス耐性がどれくらい強いかを確認しておくこと、そのような事態に遭遇しても自分と家族が不幸にならないようなお金の備えをしておくことが大切です。

 関連note >> 新たな仕事に挑戦する時に大切な3つのステップ(長田コーチ) 

仕事にはお金になる仕事とならない仕事があります。またお金にならなくても、充実感や幸福感を高めてくれる仕事も大切です。これらの仕事のバランスを取りながらポートフォリオを形成し、物心共に豊かになっていくことが重要だと考えます。 沢山のことにチャレンジし続ける生き方を実践していくためには時間と実験が必要で、そのためにはキャッシュフローを管理し、お金の不安から解放された状態でチャレンジをすることが大切だと私は自分の経験から感じています。

 関連note >> 「キャリアを一つに絞る」はもう古い?マルチステージの人生を実現するための3つの鍵(長田コーチ)

 

 

「好きなことを仕事にする」ための3つのステップ

 

ステップ①:お金の不安を手放す

 

長田コーチは、自らの原体験を踏まえて、所得変動・雇用の安定性に対するリスクに対する自分のストレス耐性がどれくらい強いかを確認しておくこと、そのような事態に遭遇しても自分と家族が不幸にならないようなお金の備えをしておくことが大切といいます。

 

大きなキャリアチェンジを考えられている方には、キャッシュフロー表を作成することでお金の不安を手放し、安心して新しい仕事にチャレンジできるよう体制を整えることをお勧めしています。

 

一方、お金の不安があるから、やりたい仕事を諦めるというのも本末転倒であり、副業やプロボノ・ボランティアを通して自己実現していくことも選択肢の1つになるといいます。

 関連note >> 新たな仕事に挑戦する時に大切な3つのステップ(長田コーチ)

 

 

ステップ②:まずはやってみる

 

志賀コーチは、“「行動」という実験こそが、仮説を検証し、軌道修正をしながら「本当にやりたいこと」に近づいていくための手段”といいます。

本当にやりたいことなのか?と考えても分からないことで悩む前に、実験だと思って行動してみることをお勧めしています。

 

 関連note >> やりたいことは「仮置き」で良い4つの理由~やりたいことが分からず悩み続けてしまうあなたへ~(志賀コーチ)

 

その理由として、『やりたいことは「仮置き」で良い理由』を4つあげています。

 

(1)やりたいことの正解探しは「重力問題」であるから

  (ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス著『LIFE DESIGN スタンフォード式最高の人生設計』(早川書房, 2017)より引用)

(2)自分自身も、自分を取り巻く環境も必ず変化するから

(3)小さな行動によって、仮説を確かめれば良いから

(4)「やりたいこと」は育むものであるから

 

志賀コーチは、行動し、その興味を育むことで、人の役に立てるコーチの仕事に就くことを実現するに至った、自分自身がプロのコーチになるまでの過程を振り返ります。

”ネットの検索でポジティブ心理学の存在を知り、自分が知りたかったのはこれだと思い、すぐにその分野を学べる学校に週末通い始めました。学んでいくうちに、人の心理や感情、強みなど、内面的な部分への関心がどんどん高まっていきました。その後、(中略)プロコーチ養成スクールに通うことを決めたときも「興味がある、学びたいから学ぼう」という動機でした。もちろん、その当時に感じていた課題に対して、役に立つアプローチなのではないかという期待感はありましたが、通い始めた当初、特にプロコーチになることは考えていませんでした。(中略)そうして、自分の外側の世界を少しずつ広げて行動しているうちに、「もっとこういう人の役に立てたらいいな」が自分の中に生まれ、それが実現できるようなご縁をいただき、me:Riseの立ち上げから参画し、今に至っています。

 関連note >> 興味関心の小さな種を育てる(志賀コーチ)

 

そして、志賀コーチは、行動した後の「気づき」を3種類に分類して、行動後に振り返り、必要な気づきを得て、仮説をアップデートしたり、次の一歩を明確にしていくことが大切だと説いています。

 

・仮説に関する気づき(例:やりたいことはこういうことかも、自分にとって~なことが大事だ)

・実現に関する気づき(例:こうするとできそう、こうやればいいんだ!)

・課題に関する気づき(例:この先にはこんな壁がありそう、自分にとって必要になるのは~だ)

 関連note >> やりたいことは「仮置き」で良い4つの理由~やりたいことが分からず悩み続けてしまうあなたへ~(志賀コーチ)

 

中田コーチは、行動するよりも、「これは正解かな?」「この点が自分のやりたいこととは違いそうに見える・・・」と、まず頭で色々考えてしまい,「唯一の正解を考えると、行動できなくなってしまう」と言います。

 

 関連note >> キャリアを迷ったときに、やめたい1つのこと(中田コーチ)

 

中田コーチは、自身が会社を退職した後に、心理学、組織開発から演劇、カメラ、社交ダンスまで、とりあえずやってみたい!と思ったものは何でも学んだそうです。 

”色々やってみて、今まで気づかなかった自分のキャラクターや、ちょっとした才能、大切にしている価値観に気づくことができました。何十年も生きてきたのに、「こういう自分っていたんだ」、という発見です。キャリアに迷っているときは、ついつい今の自分の能力や資質を限定的に考えてしまいがちですが、興味のあることを初めてみることで新たな自分の側面を発見できるかもしれません。

 関連note >> キャリアを迷ったときに、やっておきたい3つのこと(中田コーチ)

 

一方で、「とりあえずやってみたほうがいいのは分かるけど、なかなか行動に移せない・・・」という方はいらっしゃるのではないでしょうか?

 

小泉コーチは、「行動につなげる為に明確にすべき3つのこと」を具体例を交えて示しています。

 

①目的

例えば「英語の勉強がしたい」と思った時に、その理由として「海外とのやりとりの多い部署への異動のチャンスを掴んで、さらに自分の可能性を拡げたい」という自分にとっての目的を明確にして、やる意義を感じられることが重要。

 

②やり方

「英語の勉強がしたい」という例では、オンライン英会話を始める、書籍/テキストを購入して独学で学ぶ英会話のコミュニティーに参加する、英語でSNS発信するなど沢山の方法から自分の目的とする英語の勉強をするためのやり方(手段)がわかっていると行動しやすくなります。

 

③実行イメージ

自分が「どの順番で」「何を」「どんなふうに」「いつまでに」「どこまで」やればよいのか?行動レベルでの具体的な実行イメージが描けていることが必要です。

 

英語の勉強の例でいうと、「今度の土日にネットでオンライン英会話を調査し、費用や口コミをチェックする」「次の1週間で無料レッスンやレベルチェックなどをいくつか受けてみる」「7月中にはオンライン英会話を申込み、週に2回水曜日夜と土曜日の午前中に受講する」など具体的な行動が明確になることで実行イメージがわき、すぐにでも行動にうつしやすくなるそうです。

 関連note >> 行動につなげる為に明確にすべき3つのこと(小泉コーチ)

 

 

 

ステップ③:「これぞ」と思うことにのめりこんでみる。試行錯誤しつつも、早い段階での小さな成功体験を目指す。

 

長田コーチは、ベストセラー書籍『天才!成功する人々の法則』(マルコム・グラッドウェル著)で紹介されている「1万時間の法則」を紹介しています。この書籍によると、どんな人でも1万時間修行をしたり、研鑚したりすると、誰でもプロになれるそうです。 

1万時間というのは、1日8時間・週5日稼働と考えると3.5年掛かります。「石の上にも三年」という諺がありますが、1万時間の法則=3年フルタイムでコミットすれば、好きな仕事のプロになれるというのは、私も経験を通じてしっくりきています。

 関連note >> 「好きなことを仕事にする」とは?(長田コーチ)

 

また、長田コーチは、自身が企業を辞めて、独立を決意した時の師匠の「2つの金言」を紹介しています。

 

・師匠の金言 その1「誰でも3年間努力し続ければ、その道のプロになれる」

 この言葉を「1万時間頑張ればプロになれる」と捉えると、とても勇気が湧きます。

 

・師匠の金言 その2「どんな仕事も10年やって一人前」

 長田コーチは、この言葉を聞いて、10年間努力し続けられるよう50歳から90歳までのキャッシュフロー計画を作成したそうです。

”短期的にキャッシュフローは悪化しますが、3年でプロの入口に立ち、10年で一人前のプロになるプランを描き、資金調達を行い、安心して技術の向上に没頭することができました。

 関連note >> 50歳で独立の決意ができた師匠の言葉(長田コーチ)

 

 

中田コーチも、「1万時間勉強するとその道のエキスパートになれる。」という考えに賛同したうえで、10年という時間についてこう考えます。

”10年前のご自身と比べたら、物事の見方、考え方、経験、スキル、知り合いなど、ずいぶん変わっているのではないでしょうか。10年の間に自分が何かに一生懸命打ち込んだら、大きく成長できるというのは事実ではないでしょうか。

 関連note >> キャリアを迷ったときに、やめたい1つのこと(中田コーチ)

 

 

さらに、長田コーチは、ベストセラー書籍『GRIT(邦題:やり抜く力)』(アンジェラ・ダックワース著)から、挫折せずにスキルアップのための学習を継続するために必要な「やり抜く力」を発揮する秘訣を紹介しています。

 

GRITの副題は“The Power of Passion and Perseverance”で、日本語に訳すと「情熱」と「粘り強さ」になります。

「情熱」と「粘り強さ」がシナジー効果を発揮することで「やり抜く」ことができるそうです。

 

「情熱」を注ぎ続けるポイントは2つ。

① 自分の人生にとってかけがえのないものは何か?明確にする

② そのために必要な最も大切なスキルは何か?それに取り組むこと

 

「粘り強さ」とは、困難や挫折を味わっても、「粘り強さを伸ばしていく4つのステップ」を踏んで、あきらめずに努力を続けることだそうです。

 

粘り強い人に共通する4つの特徴を分析した結果、粘り強さを伸ばしていくには次の4ステップで鍛えていくことができるそうです。

 

1. 興味:まずは楽しむ。そのうち興味が湧き、本格的に掘り下げていくようになると「もっと上手くなりたい!」という気持ちが湧いてくる。

2. 練習:昨日よりも上手になるように、日々の努力を怠らない。

3. 目的:自分の仕事は重要だと確信してこそ「情熱」が実を結ぶ。

4. 希望:「努力をすれば何度転んでも起き上がる事が出来る」というマインドセットが大切。

 

 

そして、スキルアップを実現するための、「スキルアップを実現するための4つのアクション」も紹介しています。

 

1.興味を掘り下げ、自らの情熱とスキルアップ目標を明確にする

2.自分のスキルを上回る目標を設定して、それをクリアにする練習をする

3.自分の取り組んでいることが自分よりも大きな目的と繋がっていることを意識する

4.絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ

 

 試行錯誤しつつも、早い段階での小さな成功を体験することで、長く続けるモチベーションが生まれることでしょう。 

 関連note >> 「やり抜く力GRIT」で自分をバージョンアップする(長田コーチ)

 

 

「好きなことを仕事にする」ための自己対話を促す「問い」マインドセット

 

1. 常識や過去の経験の枠を外れて、自分の心の声「~したい」を優先する

  

長田コーチは、ビジネスパーソンのコーチングをする中で、多くのクライアント様が葛藤する「理想のキャリアを描く」「好きを仕事にする」というテーマで用いる「パワフルクエスチョン」を紹介しています。

 

 ①限界を外す問い

  「もしうまくいく方法が見つかったとしたら、どんな働き方をしていたいですか?」

 ②意義を明確にする問い

  「なぜそうなりたいのですか?」

 ③利他の喜びをパワーに変える問い

  「それを実現できると、周りにどんな良い影響を与えられそうでしょうか?」

  「だれが喜んでくれますか?」

  「その時、どんな気持ちですか?」

 関連note >> 好きなことを仕事にする時、効果的なパワフルクエスチョン(長田コーチ)

 

 「好きなことを仕事にした方が良いのか?」という問いに対して、長田コーチは、”大切なのは、自分が仕事を通じて得たい価値が何かを明確にし、好きなことを仕事にすることでその目的(価値観)が満たされるかどうかを見極めること”と言います。

 

組織心理学者のエドガー・シャイン博士によって提唱された、自分のキャリアの選択や形成を行う際の譲れない価値観として8つに分類した「キャリアアンカー」を紹介しています。

”好きなことを仕事にすると、自分のキャリア上の譲れない軸となる価値観や考え方(=キャリアアンカー)が満たされるのであれば「Yes」、満たされないのであれば「No」と言えるのではないでしょうか。

 関連note >> 「好きなことを仕事にする」とは?(長田コーチ)

 

 

2. 偶然と必然の両方の「ご縁」を大切にする

 

中田コーチは、自身の実体験をふまえて、社外の人と積極的に知り合うことをお勧めしています。 

”同じ会社に長くいると、「その会社の中の考え=自分の常識」になります。(中略)退職し、独立してからたくさんの様々な職種の方と出会い、典型的なサラリーマンで世間知らずだった私にとっては、「こういうビジネスがあるんだ!」、「こういう働き方があるんだ!」、「こういう組織のあり方があるんだ!」とびっくりすることの連続でした。もっと早く多様な働き方やビジネスモデルを知っていたら、自分のキャリアをより柔軟で広い選択肢で考えられていたと思います。

 関連note >> キャリアを迷ったときに、やっておきたい3つのこと(中田コーチ)

 

 

長田コーチは、良いご縁に出会うために大切にしていることとして「情報発信」「ポジティブな姿勢」「時間の余裕」を挙げています。

 関連note >> 新たな仕事に挑戦する時に大切な3つのステップ(長田コーチ)

 

また、長田コーチは、「天職との出会い・創造」の可能性を高める努力についても触れています。 

”世の中にはいろいろな仕事があり、自分の知らない仕事も沢山存在します。自分のやりたい仕事を多くの人に公言し、チャンスを幅広く探すことが大切だと思います。

 関連note >> 「キャリアを一つに絞る」はもう古い?マルチステージの人生を実現するための3つの鍵(長田コーチ)

 

 

小泉コーチは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提唱している「計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」と、自身のキャリアチェンジが当てはまっていることに気づいたといいます。

 

<計画された偶発性理論の3つのポイント>

・偶然の出来事は人のキャリアに大きな影響を及ぼす

・偶然の出来事を避けるのではなく、起きたことを最大限に活用する

・偶然の出来事を積極的に作り出す 

”思えば、私が人事へキャリアチェンジすることになったのも本当に偶然でした。当時所属していた事業部が解散となったことと、たまたま毎週会議で顔を合わせていた人事担当者の異動が決まり、後任として推薦してくれたことがきっかけとなって、社会人歴17年目にして未経験の人事畑に異動することになったのです。そして人事に異動したことで、キャリア支援への関心が高まり、現在のキャリアコーチとキャリアコンサルタントという仕事に繋がりました。

さらに、「偶然の出来事を活かす」というのは、ただ起きた出来事に流されるという意味ではないとのこと。いつやってくるかわからない計画外の出来事を上手に活かすためには準備が必要で、偶然の機会が訪れるのをただ待っているだけではなく、むしろ積極的に行動を起こして機会をつくるための5つの行動特性(「計画された偶発性理論」より)を養うことが必要だそうです。

 

- 好奇心:新しい学びの機会を模索せよ

- 持続性:失敗に負けずに努力し続けよ

- 柔軟性:こだわりを捨てて姿勢や状況を変えよ

- 楽観性:新しい機会は必ずやってきて、それを自分のものにすることができると考えよ

- 冒険心:結果がどうなるか見えない場合でもまずは行動を起こせ

関連note >> キャリアづくりは友達づくりに似ている!? |プランド・ハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)とコーチングの関係性(小泉コーチ)

 

 

 

まとめ

 

今回は、4名のコーチが異なるテーマで執筆したnoteをもとに、「好きなことを仕事にする」をテーマに、その実現ためのステップとマインドセットをまとめてみました。

 

「生計を立てるために企業に勤めて稼ぐ」という時代は終焉を迎え、何のために、誰のために、自分は何をしたいのかという軸でキャリアを切り開いていく時代に間違いなく移り変わりつつあります。すでにその先駆者としてキャリアを歩んでいる4名のコーチは、まずは何事もチャレンジしてみることをお薦めしています。そして、意外にも、自分で継続する努力をすることに加えて、偶然の出会いや他者との関わりを大切にすることでチャンスを増やすことについて言及しています。

 

変化の激しいビジネス環境でのキャリア形成においては、「好きなことを仕事にする」ための行動ステップとあわせて、熱い志をもって、チャンスを掴むためのアンテナを張って発信することを心掛けたけたいものです。

 

 

 

今回ご紹介したme:Riseコーチによる「キャリアのモヤモヤに効く処方箋」 note (ノート)

 

◆ 好きなことを仕事にする時、効果的なパワフルクエスチョン|me:Riseキャリアコーチ長田卓史

「好きなことを仕事にする」とは?|me:Riseキャリアコーチ長田卓史

「キャリアを一つに絞る」はもう古い?マルチステージの人生を実現するための3つの鍵|me:Riseキャリアコーチ長田卓史

◆ 新たな仕事に挑戦する時に大切な3つのステップ|me:Riseキャリアコーチ長田卓史

「やり抜く力 GRIT」で自分をバージョンアップする|me:Riseキャリアコーチ長田卓史

◆ 50歳で独立の決意ができた師匠の言葉|me:Riseキャリアコーチ長田卓史

◆ やりたいことは「仮置き」で良い4つの理由~やりたいことが分からず悩み続けてしまうあなたへ~|me:Riseキャリアコーチ志賀文香

◆ 興味関心の小さな種を育てる|me:Riseキャリアコーチ志賀文香

◆ 一歩を踏み出せないときは○○が不足している|自己探求だけでは前に進めない|me:Riseキャリアコーチ志賀文香

◆ キャリアを迷ったときに、やっておきたい3つのこと|me:Riseキャリアコーチ中田真理子

◆ キャリアを迷ったときに、やめたいたった1つのこと|me:Riseキャリアコーチ中田真理子

◆ 行動につなげる為に明確にすべき3つのこと|me:Riseキャリアコーチ小泉暁子

◆ キャリアづくりは友達づくりに似ている!? |プランド・ハップンスタンスセオリー(計画的偶発性理論)とコーチングの関係性|me:Riseキャリアコーチ小泉暁子

 

 

参考書籍一覧

 

◆アンジェラ・ダックワース著、神崎 朗子訳『やり抜く力』ダイヤモンド社, 2016年

◆ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス著、千葉敏生訳『LIFE DESIGN スタンフォード式最高の人生設計』早川書房, 2017年

◆マルコム・グラッドウェル著、勝間 和代訳『天才!成功する人々の法則』講談社, 2009年