Interview

お客様インタビュー

今を変えることから、成長し続けるためのアクセルへ

 

ITサービス マーケティング部マネージャー

星安 宏美さん

 

ワークライフバランスに悩み、どうすればよいかわからなくなっていた

 

――me:Riseを利用しようと思ったきっかけやその時の状況について教えていただけますか?

 

二人の子どもが小学校高学年と小学校に入学したという頃で、体力的に育児に掛けなければならない時間が減ってきたところだったのですが、ちょうど、そのタイミングでSEとしてお客様のシステム開発の現場に戻ったんです。そうしたら、育児の時間が少なくなった分、仕事の時間が増えて、常に追われている感じになってしまいました。

 

少し前からSEとは違う職種に行きたいなと考えていました。現場SEは子育てで手が離れてきたとはいえ、時間を気にせず働ける状態ではないので、突然のトラブルや、プロジェクトの繁忙期の残業など、お客様最優先の仕事は自分でコントロールできないことが多く、やりがいはあるけれど、仕事と家庭のバランスが取れないことに気持ち的に負担を感じていました。そんな時に興味があったマーケティング部署で社内公募があり、挑戦してみようという思いで応募し、異動しました。

異動して、時間はコントロールしやすくなったものの、半年したら縁あってマネージャーになり、これまで以上に仕事に追われる生活になってしまって、(このままでいいのかな、これからどうしようかな)と思うようになりました。

 

このまま忙しいのも辛いだけだし、かといって転職するのか?どうするのか?転職したら変わるのか?とか判断つかなくて、そのときに、たまたまme:Riseのサービス開始の話を聞き、もしかしたら、会社以外の人に話したら整理ができるというか、解決できるのかな?と思ってやってみようと思ったんです。

 

そのときは40(歳)くらいだったので、あと、このまま20年働くとしたら、(毎日ずっとこのままなの?)という気持ちがあって、うまくワークライフバランスというか、自分にとって一番心地よいバランスはどこなんだろう?という思いとともに、これまでワークが下がるとライフは上がるけれど、仕事の満足感が得られないし、逆にライフが下がって、ワークが上がっても、今度はライフの満足感が得られないということをずっと繰り返してきていたので、結局どうすればよいのかわからなくなっていたんです。

 

まだ自分が納得できる答えは出ていませんが、利用しようと思ったきっかけとしてはそういうところでした。

 

――コーチングを受けて、どうなったらいいと思っていましたか?

 

このすごく辛い状況の気持ちを少しでも前向きにして、転職したら変わるのか?ということも含めて、今の状況を整理できたらいいな、と思っていました。そして、「これからどうしていきたいのか?」「どうしたいのか?」が自分で見えていなかったので、それを一緒に整理して決めたいなと思っていました。

 

 

 

現状の課題解決から、話題は徐々に”次こうしてみようということ”と、”これから先どうしていきたいか”が中心に。

 

――頻度はどうやって決めているのですか?

 

今は月1回です。1か月の振り返りと次のアクションプランというサイクルがちょうどよいんですよね。

2週間だと短いし、2か月~3か月だと長いし、というところですかね。

だいたい、1か月くらいだと結構すぐ経っちゃうんですけれど、もし、前のセッションでやると言っていた話を忘れていても、”次やらなきゃ”と取り戻せる期間。1か月くらいなら出来るけれど、2ヶ月~3ヶ月となると忘れてから時間が経ってしまい取り戻せない感じがするので。

 

とはいえ、これまでは1か月でちょうどよいと思ってたんですが、そろそろ延ばしてもよいかなと感じ始めています。最初に振り返ってから、次にやることを考える、ということをコーチングセッションの中でやっていたのですけれど、それを自分で少しずつできるようになってきたからです。例えば、「これやる」と決めたことを1週間やってみて、(これ上手くいかないわ)と思ったら、次の週に何故うまくいかないか、という自分の中の棚卸と、(じゃあこうやってみようか)という作戦を立てるサイクルを自身で回せるようになってきた感じです。徐々に自分でできる期間が延びて行けば、月1回、必ずコーチと話さなくてもできるようになりそうだな、と思っています。

 

――そうすると、徐々にコーチングの中で話す話題も変わってきますか?

 

そうですね、私はコーチングのセッション前に1か月の振り返りをコーチにメールしていているのですが、その振り返りの中ででてきた、”次こうしてみようということ”と、”これから先どうしていきたいか”という部分を話すことが多くなってきたかなと思います。

 

――事前にメールするというのはコーチからのリクエストですか?

 

いえ、私から勝手に送りつけているんですけれど(笑)1か月を振り返って、前回のセッションのメモを見ながら、(これをやろうとしていたよね)とか、(こうだったよな)とか、(何をやったかな?)とか自分の中で洗い出しをして、セッションで話したいことをざっくり書いて送っています。

 

――すごく主体的に活用されていますね。

 

セッション時間が1時間ですので有効に使いたく、自分でできることはやっておいて、なるべくこれからのことについて話す時間を増やしたいと思ってやっています。

(今月何もやっていなかったな)とか(あまり何も進んでいないな)とか、やっぱり書き出すことでわかるんですよね。それまではコーチからの問いかけでやっていたのですが、予め自分で書き出すことでわかるようになりました。今は、そんな活用の仕方をしています。

 

 

 


自分の強みからキャリアコンサルタントの資格にチャレンジ、仕事に活かす

 

――利用してから、どんな変化がありましたか?また得られたことがあれば教えてください。

 

考え方がもともと(こうじゃなければいけない)という考え方だったなと思うんですね。一方方向しか向けていなかったけれど、コーチと話す中でいろいろな方向からの意見というか見方を返してもらいました。私はこう見ているけれど、コーチからするとそれは違うように見えるということは結構ありましたね。

 

最初、特に印象的だったのは、私は創造的に何かを考えるとかイチからプランを考えるとか、何もないところから考えるということが苦手なのですが、「既に何かアイデアがあって、それを元にアイデアを広げていくというのはできるんです。例えば絵でいうと、すでに絵がある程度書いてあって、元ある絵のイメージからつけ足したり、工夫してそれを発展させていたりするということとか」という話をしたら、「イメージが広げられるってすばらしいですね」と言われたんです。自分はマイナスに思っていたところをコーチから見たら、そんなにマイナスではないんじゃない?という見方、というのを与えられて、すごく驚きました。そして(あぁそうか)と。自分はマイナス面で思っているけれど、他の人からしたらそこはマイナスではないかもしれないと気付いたことですね。

 

もうひとつは、例えばすごく仕事や家事に追われていて、他のことは何もできないと思っていたけれど、意外と(これをするためにどうしたらよいのかな?)という思考をすると、わざわざ時間を作ろうとするんですよね。できないじゃなくて、どうやったらできるかなという考え方の切り替えをセッションの中で繰り返しやってきたことで、だいぶできるようになったんじゃないかな、と思っています。変化は、考え方の部分が大きいです。

 

でも結局できなかったときは、「次はどうやったらできるかな?」とか、コーチの橋本さんによく言われるのが、「もう1回やるとしたら、どうやるかを考えてみて、次に備える」ということとか、失敗してもそれを活かして次!というポジティブな考え方がベースにできてきた感じがします。

 

今、部のメンバーに、同じようにフィードバックをするよう心掛けています。例えば、「できなかった」「無理だった」ということに対して、「こういう風を考えたらいいんじゃない?」「次はどうしたらうまくいくかな?」みたいな返し方ができるようになってきたことも変化として大きいところだと思います。そうすると、相手も前向きに考えるし、「そういう考え方もあるんですね」という話になるので、そこはすごく大きかったと思いますね。メンバーとそれぞれ月1、30分くらい1 on 1で話しているのですけれど、人によってはすごくやりたいことがあっても出来ないと思いこんでいたりするので、「できるんじゃない?」「やってみようよ」という声かけをしたりしています。その中で実際、実現したことも出てきて、コーチングセッション中でのやりとりで、考え方やモチベ―チョンの持ち方とかポジティブな考え方ができるようになっていると思います。

 

当初のワークバランスを取るには?というところは、まだ解決はできていませんが、気持ちの面で、八方ふさがりになってしまうということはなくなりましたね。大変だけれど、じゃあどうしたらよいかとか、この勉強をしたいけれど、どう時間をとるかというように、仕事だけではない、今までは仕事と家のことで全部埋まっていたのがそうではない状態にはなっているということは変化したところだと思います。

 

――新しい勉強も始められたのですか?

 

そうなんです。もともと資格をとると達成感があるので、結構好きで、マーケティングなどの資格も簡単なものから地道に取っていたのですけれど、コーチングの中で、自分は何が得意か?ということを洗い出して、

”人と関わること”とか”人と人との潤滑油的なこと”、そして”相手の状況とか気持ちとかを考えて声を掛ける”とかが得意だし、大切にしたいことということが分かったんです。もともと教育学部出身で先生になりたかったこともあって、人を育てるようなこともやりたいという気持ちもありました。何か今の仕事絡めて勉強できるような資格はあるかなと探した時にキャリアコンサルタントの資格を見つけて、勉強してみようと始めました。ちょうど昨日、実技試験が終わったところです。

 

部のメンバーは女性かつお子さんがいる方が多いので、メンバーがこの先どうしていきたいか考えた時に、自分が一つの指標になる部分もあるだろう思っていて・・・。とすると自分が心地よいバランスで前向きに働くことが大事で、プラスメンバーがこの先のキャリアを考えて働けるよう支援できたらいいなと思ったことも理由です。

 

それがちょうど1年前の11月でした。

そこに落ち着くまでのセッションでは、自分にとって何が嫌で、何が良いか、ということや、将来どうしたいか?ということを結構考えましたね。

 

最初の頃は、”辛い状況をどうするか”とか、”土日仕事するのは辛いから、時間決めよう”とか、”人に頼めない”とか細かい話を繰り返していました。その上で「将来どうしていきたい?」という話をしていて、「余裕をもった気持ちで働けるといいな」という想いが出てきたんです。そして、自分のやりたいこと、得意なことみたいなことを洗い出した時に、それを活かせる仕事をしたいという想いも加わり、今の仕事でも活かせるけれど、将来的に別の仕事もやってみたいなという気持ちもあって、その為に準備しておこうと思ったんですよね。

 

――強みを活かせるようになったのですね。

 

はい。とはいえ、自分が得意でないことでも、それができていないことで自分を責めてしまって、もやもやすることもよくあります。そこはコーチングで思い切り吐き出してから、落ち着いて客観的に整理することと、改めて(自分は何を大事にしているんだっけ、強みはなんだっけ)ということを振り返ることをしていますね。

 

――継続されているメリットはどんなところにありますか?

 

今の状況を定期的に言語化するタイミングをつくることで、きちんと振り返ることができて自分を前に進める原動力というかアクセルになっていることが一番のメリットです。続けているからこそ、より早く前に進めることができているのではないかと思います。例えば、あれやりたい、これやりたい、とやりたい事が出てきたときに、どの時間でやるか決めるというような具体的な行動まで落とすことでより早くやりたいことを行うことができます。例えば、細かいですが朝、電車の待合室に10分早く行って、そこで10分間本を読んでから会社に行ってみるとか、そんなトライ&エラーをずっと続けていて、それを自分の中でサイクルを回しながら、次にしたいことを言語化する機会が月1で来るからこそ、より早く前に進められている感じがしています。進めるというか、より早いスピードで成長できるようになるというところが継続するメリットとして大きいのではないかと思います。

 

――もし、利用していなかったら、今どうなっていたと思いますか?

 

どうしていたでしょうね?想像がつかないです・・・

仕事を辞める勇気はなかったと思うのですが、いろいろ上手くいっていなかったんじゃないかなと思います。

部門のメンバーとの接し方とかも。

やっていなかったときのことを、あまり考えられないくらい変わったなと思います

 

――周りから変化したことについて何か言われたりしますか?

 

変わったとは言われないですけれど、360度評価を受ける機会があり、昨年の評価に比べて全体的に上がっていました。コメントも、「一人一人ちゃんと対応している」とか自分が気を使っているところについて書かれていたのはうれしかったです。

 

 

 

 

 

サポーターセッションで今後のキャリアのイメージが湧いた

 

――サポーターセッションはご利用されましたか?実際にご利用されてみていかがでしたか?

 

ちょうどキャリアコンサルタントの資格を取ったとしても、資格を持っているだけでは役に立たないので、どう活かそうかな?と思っていました。

今、人事にいるわけではないし、そういう時にどうしたらよいのかわからなくて、どうしようかな、誰に聞こうかなと思って、コーチに聞いたら、サポーターを利用したら?と勧められました。

 

お話を伺ったサポーターのYさんは、マーケティングの部門にいて2~3年かけてかねてから希望していた人材開発の部署に異動したされた方でした。自分がやりたいと思っていることを、先にやっている人の話を聞けてイメージが少し湧きました。

 

「現場を知っていて人事になるということは、すごく人事にとって大きいことなので、目指してほしい」といってもらえました。現場を知らないと教育とかプログラムを広めたり、考えたりするにも現場との不一致というか難しいところもあるので、現場を知っている人の存在、目線は大きいということでした。

 

できるかどうかもわからないし、やっている人がどうかも知らなかったのですが、会社に働きかけをしていって、やりたい仕事を実現した人の話を聞くことができたことは大きいですね。

 

具体的にこういう方向に行きたいけれど、どうしたらよいかわからないというときに利用するとすごくいいなと思いました。ジャストフィットでした。

 

今一番課題なのは社内の中で、そういう風に働きかけて人事とかキャリア開発などに関われるようになったらいいなということと、どう実績をつくっていくかということですね。というのは、まだ答えがでていないですけれど。

 

 

――お話を伺わせてくださり、ありがとうございました。